ヌいたらリサイクル

かねてから磁気カードとPiTaPa導入を検討していた京阪京都交通が3月からの導入を決定。磁気カードはスルッとKANSAIと共に京阪グループバスカードも導入し利便性を向上。乗り放題券のような特殊乗車券すらなかったのに一気に様変わり。
まさかの大逆転で京都市内のバスでICカード初導入となってしまった。又、これによりスルッとKANSAIエリアが初めて南丹地方にまで広がることになる。磁気カードの新規導入事業者も路線譲渡による新規を除けば叡電以来4年ぶり、導入検討中の水間鉄道がICのみの導入になれば最後の磁気カード新規導入となる。
ICカードは同時にICOCAも使用可能になり、明記はされていないが磁気カードでは2day・3dayチケットも使用可能になるはず。後者は近鉄バス茨木地区のようにカードリーダーはあるが呈示での利用になる可能性もある。
しかし、元から導入しない高速バス以外にも非導入路線があり、南丹市の主導で開設された園部八木線、そして以前ここでも取り上げた越県路線の園篠線の2路線は磁気・ICともに導入されない。どちらも共通の専用車が入っており、この車両は最初から運賃箱更新などは行われないはず。園部〜八木は相当少ないながらも他の路線があるし、そもそももっと長い園部〜亀岡があるから大して問題ないが、園篠線が使えないのは痛い。他の路線とは区別されている路線だから最初から導入されなさそうだとは思っていたのだが…。