京都府境を越える路線たち

京都府の府境を越える路線を集めてみた。八幡⇔枚方以外は便数が少なく運賃も張るので実際に乗る場合は確認のこと。兵庫などは後回し。

京都府大阪府
京阪バス山手線など
八幡市枚方市

樟葉から男山車庫・八幡市駅松井山手駅行きなど、非常に多くの路線が府境を越える。総じて便数も多く、この区間なら府境越えも容易にできる。

京阪バス79〜81系統・ノンストップ
京田辺市枚方市

新田辺駅から府境越えてすぐの関西外大とその付近である穂谷、稀に天王まで向かう路線。通学路線だけに平日の朝などは相当な多さだが休日には60分間隔になる極端なダイヤ。外大や穂谷からは枚方市駅などの方面へ乗り継げる。尚、新田辺駅の同じ乗り場から出る茂ヶ谷行きは府境を越えずに途中で終点になる。天王行きの終点・天王バス停は再び京田辺市内に入るが、末端区間となっているためここからのバスはかなり少ない。

阪急バス40系統
大山崎町島本町

阪急バス大山崎営からほぼ全区間171号線経由で水無瀬駅へ向かう。昔は東向日、もっと昔は京都市役所からの路線だったが、現在では唯一島本町内で完結するバス路線である50系統(水無瀬⇔若山台センター)の出入庫系統としか機能していない。途中停留所も町名を冠した大山崎と島本の2カ所だけ。前者は大山崎駅に比較的近い位置。

京都府滋賀県
京都バス51系統・京阪バス56〜57系統
京都市大津市比叡山

京都駅(51・57系統)や三条京阪(51系統京都駅行き・56・57系統)から比叡平(56系統)・比叡山頂(51・57系統・56系統の一部)への山岳路線。山に入る路線だけにダイヤに季節変動があり、特に冬季の51・57系統は一日3便ほどしかない。大津市街へは比叡平からは西大津行きの京阪バス66系統、比叡山からは坂本ケーブルを使う。昔は比叡山から堅田への路線があったが消滅した。

京阪バス47・48系統
京都市山科⇔大津市

47系統は山科駅から西大津駅という、湖西線とまる被りのためあまり使われない路線。バイパス経由のため信号も停留所も少ないのが特徴。一応2時間に1便はあるようだ。48系統はその短縮版で、県境越えてすぐの団地・藤尾小金塚が終点。山は越えないので実質山科区内完結と同じようなもの。

京都バス10系統
京都市大津市

大原より先、途中峠を越えて高島市朽木地区(旧朽木村)への路線。ほぼ全区間を367号線に沿っていき、半分以上は山岳区間。その名も途中という停留所で堅田方面、朽木からは安曇川方面へ乗り継げるが、いずれも便数は少ない。この路線自体も一日2往復しかないため要確認のこと。

京都府福井県
京都交通高浜線
舞鶴市高浜町

京都と福井を直接結ぶ唯一の路線、というより京都と福井を横断する道自体が舞鶴地区以外だとかなり山奥で極端に少ない。この路線は西舞鶴から東舞鶴経由で小浜線若狭高浜駅行き。一日5往復で土日は1往復減。かつて高浜には京都交通の営業所があり、貸切車のみだが福井ナンバーの京都交通が存在した。