ゆうメイト

冬休みを利用し、盲腸の体を押してまで例の年賀状仕分けをやってる。体力もなければ接客ができない自分にとってはまともに出来る短期バイトはこれくらいしかないのでとても休むわけにはいかない。抽選漏れや受験などでこれをやるのは3年ぶり。
周りはほとんど高校・大学あたりの年齢だが一部おっさんや奥さんもいる。中高年でも小遣い稼ぎに利用しているようだ。配属はランダムだろうけど自分は3年前と全く同じ箇所。余計な個人情報を漏らさないために経験者にはわざとそうしているのだろうか?
仕分けしてると、いろいろ気になることが思いつく。年賀状の束が10センチ以上にもなるようなところは一体何者なんだろうとか。そういうとこは家庭を持ってるにも関わらずほとんどある1人だけに宛てている。それほどまでに偉い人なのか、有名な人なのか。とりあえずこういうとこは毎回毎回このでかい束を持ってきて仕分けするので非常にやりにくい。場所もとるし。逆に数日間も仕分けしてるのに3通以下のところも気になるが、喪中なら別にどっちでもいい。
住所の番地を省略している年賀状は仕分けに苦労する。特にそれがマンションとかだと探すのがかなりめんどくさい。転居も転居した旨の注意欄に名前があればいいのだが無ければどこの家庭に仕分けたらいいのか。逆に住所は書かずに番地だけ書いてあるようなものもあったが、こういうのはそれこそ郵便番号だけが頼りになってこの段階にまで来たのだろう。幼稚園児が書いたような平仮名の鉛筆書きの年賀状はよく見れば分かるが、年寄りが書いたような達筆すぎるやつは番地の数字だけが頼り。こういうのはもはや宛名も読めない。そして女子中高生が書いた年賀状には何故か反応してしまう。そういや研修のときに見せられた犯罪集ビデオの中に女子中高生らしき年賀状に書いてあったアドレスに勝手にメール送って誘った、というのがあったな。随分危険度の高いナンパだこと。
基本的な勤務時間は3時間だが、ゆうメイトが不足しているこの現状ではその時間内に終わることはあり得ない。超過残業のほとんどが基本時間と同じかそれ以上。そこいらのサービス残業と違って超過時間はちゃんと残業代が入って時給が倍になるので寧ろ歓迎。3年前の出勤帳簿を見ると大半が2〜3時間で4時間は1日だけだった。既に4時間が1回あり、あとは3時間ばかりの今年はどうなるか?