モーターショー

とうとう行ってしまった東京モーターショー。平日に行ったものの終日かなりの人出だった。中には高校生らしき団体も多く見られたが、社会見学にモーターショーとはいいことだ。各ブースでパンフレットをもらいまくってたり写真を撮りまくってたらどちらもかなり肥大化してしまった。まさかパンフだけで10キロ以上になるとは…。因みに飴が降ってたのと屋内ばかりに目を向けていたため屋外の同乗体験とかは全く忘れていた。

ベンツが誇るスーパースポーツ、SLRマクラーレンのオープン仕様・ロードスター。車両価格の7000万があれば家が数軒買える。

マツダのコンセプトカー、大気のリヤビュー。こんなスタイリング見せられてもなんとも言えん。

全展示車両の中でも一番の注目車はやはりGT-R。ステージの手前5m〜ブースの入り口まで人で詰まっていた。こっちは市販前提車だから少し経てば街中でも普通に見られるだろうとは思うのだが。

三菱ふそうの新型エアロクィーンは市販車では未だ存在しないリフト付き仕様。

日産ディーゼルの大型トラック・クオン。バス同様尿素SCRシステム搭載。こう見るとトラックも格好よく見える。

ごくまれに男のコンパニオンや外人のコンパニオンがいた。写真はアウディブース。

あまり車とは呼べないトヨタのi-REAL。コンパニオンを乗せて走ります。


これらコンセプトカー類はどれも眺めるだけだが、概ね500万以下の市販車に関しては実際に試乗することができる。しかし一部の高級外車メーカーは最初からブースにすら入れず外から見るだけという例が多々あった。実際に色々乗ってみたが、エスティマは後部席は言うことないが前はセンターコンソールがでかくて何だか狭苦しい感がする。カローラルミオンは側窓の縦の長さが狭い。フーガとティアナの助手席に付いているフットレストはかなり快適。スカイラインもシートはいいのだがあんな赤いのはいやだ。ステップワゴンは2グレードが展示されていたがグレードが違うだけで全く違う車種に見えた。仕事か教習でもない限り絶対乗れないであろう大型トラックにも乗ってみたが、バスと幅が変わらない割に2シーターのため意外と広く感じた。

S2000タイプS。コンパクトカーよりもやはりスポーツカーの方が人の集まりがいい。注目はされるが売れない、それがスポーツカー。

10代目を機にエンジンを変えたランエボX。ランサーと名乗っているもののベースはギャランフォルティス(海外では新型ランサー)のため普通のランサーとの共通点はない。

モーターショーと同時デビューとなった、エボ最大のライバル車種・インプレッサWRX STI。こちらも従来から大幅に変更されており、セダンから5ドアになった。エンジンもエボは280馬力のままに対しこちらは308馬力。

500万超の高級車では珍しく試乗ができたレクサス。かつてはセルシオと名乗っていたLS460(850万)の後部に乗ってみたが、やたらホールド感が高くてごつすぎる革張りシートにいくつもあるエアコン吹き出し口といかにも高級車といった感じ。こんなんに毎日乗れる社長とかはええやろなあ。東京とかにはこれの個人タクシーもあるかもしれない。


しかし、会期中は毎日こんなにも人が来るし、コンパニオンは毎日同じようにカメラ小僧のモデルになりつつコンセプトカーの説明もする。大変すぎるぜ。