鉄道と高速バスの比較・大阪〜金沢間

決めた。今度からネタ切れしたときはこれにしよう。特急の運賃は全て普通車自由席でお願いします。

特急「サンダーバード」約2時間30〜40分/特急「雷鳥」約2時間50〜3時間・6930円

大阪から北陸方面へ向かう特急は、金沢行き「雷鳥」と富山方面行き「サンダーバード」の2種類。どちらも湖西線経由で、雷鳥の方が停車駅が多い。両者を合わせると大体30分間隔での比較的高頻度な運行でバスよりもかなり有利。同区間には他にも「トワイライトエクスプレス」「日本海」「きたぐに」があるが、いづれも夜行列車のため高くつく。特に「きたぐに」双方ともの金沢着時刻と「日本海2号(大阪行き)」の金沢発時間は午前3時台とかなり使いにくい。この区間の夜はバスの方が無難。
始発は大阪側が7時11分発「サンダーバード1号」富山行きで、金沢着が9時44分(富山10時25分着)。金沢側は前述の夜行を除けば、5時40分発「サンダーバード2号」大阪行き(富山始発4時55分)で、終着大阪には8時28分の着。終発は大阪側が20時53分発「サンダーバード49号」富山行きで、金沢着が23時28分(富山0時10分着)。更に遅いのは23時27分発「きたぐに」新津行きで、金沢着は3時10分となっている。金沢側が20時28分発「サンダーバード50号」大阪行き(富山始発19時51分)で、大阪着は23時12分。

高速バス「北陸道昼特急大阪号」4時間48分/「北陸ドリーム大阪号」8時間35分/「大阪〜金沢線」4時間40分・4300円

この区間の高速バスは3路線あり、前2者はJRバス、後者は阪急・北鉄による運行。従って互換性はなく、大阪側の乗り場も違う(前2者は大阪駅、後者は阪急梅田)。昼間に運行する「昼特急」は4往復、「大阪金沢線」は2往復、合計で午前と午後に3往復づつの運行。所要時間は「サンダーバード」の1.5倍もあるが、その分運賃は3分の2。「昼特急」には1往復だけ富山発着便がある。夜行路線の「北陸ドリーム」は富山発着で、大阪駅22時10分→金沢駅5時15分→富山駅6時25分/富山駅21時45分→金沢駅23時→大阪駅6時20分というダイヤになっている。運賃は昼便と同じ。

在来線/5時間〜5時間45分・4620円

在来線は高速バスよりも時間・運賃とも若干多め。普通列車敦賀以北は60分間隔と少ない上、大半は福井で運行が分断されている。敦賀以南は新快速の時間によって米原経由か湖西線経由のどちらかになるが、どちらにしてもあまり時間は変わらない。距離的には湖西線経由の方が短いが、便によっては米原経由の方が前後にある湖西線経由より早い場合がある。