ただ単に東京

今年度最終遠征は3度目の東京。やはりいつ来ても飽きない。
今回はかなり中途半端?に拝島よりスタート。

立川市を中心に運行している立川バス。昔は東京でもここと東武だけだった前後扉車がいたが、今の新車は小田急バスと社名以外が同じなだけ。
拝島から青梅に移動。ここには何故か都営バスがいる。元々は西武バスの路線だったのを都が引き継いだんだそうだ。

青梅支所仕様車。23区内仕様とはフロントのサボ、出入り口表記、中扉の明かり、運賃箱などに違いがある。都営交通の一日乗車券と東京フリーきっぷは使えるが都営バス専用一日乗車券は使えない。
この青梅車庫から乗るのは都バスはおろか都内の路線バスの中でも最長路線の梅70系統西武柳沢駅行き。距離にして31キロ、約2時間で6つの市町を駆け抜ける。実際に2時間完乗したものの途中でだいぶ寝てましたが。
この後は都心に向かい、秋葉原を偵察&吉祥寺大会。それをこなしたら再び23区内に戻り、QMA店舗巡り。とりあえず大江戸線深すぎ。


翌日、朝一で羽田空港へ。もちろん目当ては飛行機なんかじゃなく空港バス。大阪空港はリムジンバス会社の大阪空港交通の単独運行路線が多く、あまり多くの種類のバスが見られないが、ここは色んなバスがやってくる。

リムジンバスの東京空港交通。車種もいくつかの種類が在籍する。

群馬のバス会社(但し当該車種は練馬ナンバー)日本中央バス。なんか高速バスの続行にでも使えそうだが…。

木更津行きを運行する日東交通は希少な三菱+富士重工の組み合わせ。
ここからUDの「ユーロツアー」という車種に初めて乗った。東京空港交通が大量に導入したが、それ以外は数えるほどしか導入していないという希少車。しかもユーロと名乗っている割にはフィリピン製という罠。
乗ってみたら、確かに滑り止めが付いている床や窓あたりはいかにも外車という雰囲気。しかしインパネはUDの国産他車種とほぼ同じなので少々違和感が。でもシートの感触とかはふそうより全然まし。

以降は都内をうろうろ。PASMOは少なくとも23区内は全車導入しているんだろう、と思ったら国際興業志村営業所など、未だ未導入の箇所もあった。しかしこれのお陰で随分民営バスや私鉄にも乗りやすくなった。

エルガType-Bに富士重工を架装した例。全国にも東武と京成にしかいないレアカー。

国際興業のワンロマ車(貸切兼用車)。窓やロゴ、座席数が一般車と違う。

都バスの中でも異彩を放つ車。G代(01年式)+UD中型車+中型CNGノンステップ+西工オリジナルボディ、どれをとってもこの時に入った同型車3台にしかない特徴。見たところこの葛西22系統に集中して使われているようだ。


23時過ぎ、東京駅から夜行で大阪へ向かい関西へ帰る。帰ったら帰ったでまた雨降ってきたし、知らん間に新車がまた増えてるし、能登ではでっかい地震が起こったみたいだし。遠征中はニュースも殆ど把握できない。でもこれで十分巡ったのでしばらく、最低でも夏まではもう東には来ないでしょう。群馬と千葉が巡れなかったのが少々心残りだが。埼玉?なにそれ?
今回のお土産はこれ。

東京都内乗合バス・ルートあんない〈NO.14〉

東京都内乗合バス・ルートあんない〈NO.14〉

Amazonでもあるが見たら品切れだった&ネットで買うと送料ウゼェので本屋で直接購入。こっちだと店屋で売ってないかもしれんしな。中身は東京都内の殆ど全ての一般バス路線&コミュニティバス路線を網羅しているという、路線ヲタ必携の書。これで都内では無敵。