両備バスの玉野渋川特急専用車。先日西工のトップドア車が全て引退し、長尺のエアロスターに統一された。前乗り前降りだが、近年の導入車は一部の地方路線バスのように、車椅子専用の中扉が付く。車内は引き続き観光バス用のシートが並んでいるが、床形状も特殊だった西工と違い、一般的なワンステップバス同様になってしまった。西工にはあった荷物棚も無くなっている。
撮影写真より
「青森市市バス」なるバス。元来の「市バス」として青森市営バスが存在するが、それの廃止代替バスが市バス。市営バスの方は企業局交通部の管轄だが、市バスは都市整備部の管轄。市バスは嘗て市民バスと名乗っていたが、市民しか乗れないイメージを持たれるため、数年前に市バスに改名したものの、市営バスと混同して余計に分かりにくくなった感がする。
八洲交通・青森観光バス・弘南バスの3社に委託し、市バス固有のカラーリングは無く3社の標準カラーのバスで運行。コミュニティバスのような循環ルートは無く、全て一般の路線バスと同じ往復タイプで、運賃も均一ではなく距離制。
定期券は市営バスと共通利用可能なものの、市営バスの磁気バスカードは使えなかったり、市バスの紙回数券は市営バスでは使えない不便さもあったが、ICカード・AOPASSの登場/バスカード・回数券の廃止により、現在は回数乗車も共通利用に対応。AOPASSのポイント付与は市営バス・市バスともに対応。但し弘南バス便は、自社乗車券類は使えず、自社IC・MegoICaのポイント付与も対象外。