SV・その12

ピケタウンから西周りでチャンプルタウンへ。

全速力で逃げるウソッキーアルセウスでは一切動かなかったが、全くの対照的な動き。



途中の洞窟には、滑空機能を使えと言わんばかりの足場がある。先にあるのは「ふしぎなアメ」。



足場の対岸には、テラスタルするレベル75のルカリオがうろつく。ここまで来るとオヤブンとほぼ同じような存在で、下手にケンカを売ると全滅もあり得る。



チャンプルタウンのポケセンにいるリーグの男。管轄する西3のトレーナーを5人倒すと、ここでようやく「おまもりこばん」が手に入る。宝探し開始と同時にここまで直行するプレイヤーも少なくないようだが、その段階でレベル30前後を相手にするのは大変。



チャンプルタウン内の宝食堂。殆どの建物に入れない今作で数少ない入れる建物。誰かのサインまである凝ったデザインだが、後述の理由によりお座敷には入れない。



ここのジムテストは食堂での隠しメニューの注文。そのヒントの一つが、アイス屋のスタンドで売っている焼きおにぎり。恐ろしく浮いている上にレモンが添えてある。実際は意外と合うらしい。



注文に成功すると、食堂のお座敷がジムの決闘場に早変わり。客のふりをしていた、鮮やかなサイドスローを見せるノーマル担当リーダー・アオキと対決。戦いを気にせず普通に食事する背景の人々が、何となく格ゲーを思わせる。最後の1体になると、他のジム同様に観客が駆けつける。倒しても終わりではなく、回復を挟んで戦いに飢えたネモとの連戦になる。



獲得ジムバッジが5つになり、アカデミーでの新たな授業も解禁。中間テスト後からは後半の内容となり、段々難しくなっていくが、ハッサク先生とコルサのコントや、攻撃技で優先するのは命中率か威力かの「なみのりハイドロ問題」といったネタもある。これもその一つで、Cボタンが懐かしい気持ちになるという妙にメタなことを言うジニア先生。任天堂のハードでは、64とWiiヌンチャクにCボタンが付いていた。




一部の授業は、モブの生徒に混じって、ストーリー進行に関係なくネモ・ペパー・ボタンが出席。それぞれの個性が反映されており、ペパーの家庭科は全て出席する上に先生にもいじられる一方、ネモはバトルで使える数学・バトル学は皆勤だが美術は最初の1回目しか来ない。




ドラゴンタイプが氷タイプに弱い理由が、ドラゴンが変温動物だからということを初めて知る。ポケモンのタイプの相性は、ある程度の理由付けがされている組み合わせがある一方、悪タイプがエスパータイプに強いように、作中の人々ですら説明困難な組み合わせもある。

SV・その11

飛行の”ぬし”。坂の上から岩を転がしてくる、アクションゲームのあまりにベタな仕掛けを組む。ライドだと無傷で通り抜けられる。

ライド無しだと、若干長いローディングの後にスタート地点に戻される。明らかに思いっきりぶつかってるが、やっぱりノーダメージ、しかも真顔。



”ぬし”自体はピカチュウで楽々一撃。いよいよ波乗りが解禁となり、これで溺れることもなくなった。



この次のスター団悪組も全く苦戦無し。そもそも毒組よりもレベルが10近くも下であり、明らかに順序を間違えた。ここでバッジ集めはようやく半分、ここまで35時間。


目印が少なくて面倒な砂漠を進む。

転がるドンファンドンファンは剣盾・アルセウス共に欠席で、これまでこんなアクションはゲーム上では殆ど見られなかった。こんな光景が見られるのもシンボルエンカウントならでは。

サダイジャは進化形でありながら、下位種のスナヘビと共にこちらを見つけると逃げる。戦うならさっさとタッチすることが重要。


マリナードタウンではジムテスト兼用で競りをさせられる。これに関しては適当に金額を選択するだけで勝手に落札できる仕組みなので簡単。

本番はその後。ランダムで変わるアイテムを実際に競ることになる。下手に「様子を見る」を選ぶと取られてしまう。高騰しすぎると「あきらめる」で降りるのもあり。



ポケモンナンバリングですっかり恒例になりつつある顔出し看板。ただ、位置の関係上晴れてる午前中だと日陰になってしまう。



デリバードのマークがあるので、恐らくデリバードポーチの物流倉庫。今作は殆どの建物に入れないのが個人的にかなりマイナスポイント。



カラフのジムに戻る前に、砂漠にいる”ぬし”。これまでは野生でも出る種類だったが、ここは本来うんと先で出てくる「鉄の轍=テツノワダチ」が相手。さすがにそこそこ強く、ペパーの手持ちも本人曰くその辺で捕まえたというが、こちらと同じレベル帯まで上がった。これを倒して解禁される『かっくう』は純粋な滑空機能であり、明らかに空を飛べるまでの繋ぎにしか見えず、使いどころが少ない。


いよいよカラフジムでハイダイ戦…も何も、ピカチュウでなぎ倒して終了。そろそろライチュウへの進化を検討するようになったが、ここでは全くその必要はなかった。

ハイダイ念願の”映え~なポーズ”の記念写真。
これでハッピーエンド…ではなく、終わったタイミングで忘れた頃にネモ襲来。『すくすくグングン実ってる!』なる迷言を残し、当然のように戦おうとするも、今はジムリーダー用の手持ち・最高の状態で戦いたいとかいう難癖をつけて去っていく。




強風で砂ぼこりが舞う場所では顔を覆い、寒い場所では凍える。こういう細かいポイントはお気に入り。ちゃんと表情に出ているのもいい。

SV・その10

ナンジャモ以来全くバッジを取っていなかったため、ようやく次のバッジ集めに着手。



まずは鋼ぬし。しばらく追いかけっこしていると戦闘に入るが、レベル差のため全く苦戦しないまま終了。



サンドイッチを伝説に食わせるかの選択が出てくるが、いいえを選ぶと延々とすねる無限ループ。伝説だからか色々分かっている。食べるとライドの大ジャンプ解禁。
このイベントで、ペパーのスパイス集めの本当の理由が、生い先短いマフィティフの治療のためという話が明かされる。最初は怪しかったが実は熱い男という、どんどんおかしくなっていくネモとは真逆の道を進む。



イベント終了後、さっきまで戦った”ぬし”の通常版がいきなり出てくる。「ミミズズ」はミミズのくせに鋼単一。貯水の地面バージョンの新特性「どしょく」により地面技は効かない。



次いでスター団毒組。柵は低いのでジャンプで入れそうだが、センサーが張ってあるため怒られる。



各ボスは毎回車の上で戦わせ、この車自体もボスの手持ちとして襲ってくる。ここは毒主体のはずなのだが、弱点のうちエスパー技が通るのは4体中ベトベトンのみ。まさかここでも弱点対策か?
ここでもまた、スター団が蔓延る根底にいじめ・不登校があることが明かされる。これまでの悪役が世界征服等の単純な理由で活動していたのに比べると一線を画す。ボスのシュウメイがいじめられた理由もオタクだから。それに気づかずアカデミーに引きずり戻そうとする教師側。剣盾のエネルギー問題もそうだったように、相変わらずポケモンナンバリングはしばしば現実の社会問題を提起するようなネタを刷り込んでくる。特に今回はメインユーザーの子供たちに身近な話であり、ポケモン側から問題をアプローチしてくれるのは大きい。



スター団の毒組終了後、ピケタウンから直進しようともしたが、敵のレベルが一気に上がった。更にここから進化形も多く出るようになり、捕獲もしにくくなる。最低限必須のハイパーボールはまだ買えない。こちらではなく、長らく放置していた西1に向かうこととした。



『この先 ベイクタウン ※歩いては 行けません』なる気になる看板表記。洞窟自体には入れるが、すぐに段差があるため、上るにはライドの大ジャンプが必要。何より敵のレベルが15前後から倍以上の40近くまで跳ね上がる。このことは付近のトレーナーが警告してくれるが、彼を避けた場合は初見殺しになる。



西1の途中にはスター団悪組がいる。カラフシティ手前ではまたバリケードで塞いでおり、先にスター団を片付けないと先に進めないように見えるが、ライドの大ジャンプで軽く越えられる。哀れスター団。



カラフシティのこの位置では、カメラを回していると一部俯瞰になるアングルがある。恐らくバグの一種。
ここのジムでは、財布を忘れて砂漠の越えた先まで外出してしまったリーダーハイダイへのお使いが求められ、これをもってジムチャレンジとするということ。お使いもポケモンではよく見られる恒例行事。

地図より


ファミリーマート一宮ゆぎおろし店。一瞬ゆきおろしに見え、雪なんて早々降らない愛知の平野になぜと思ってしまうが、「ぎ」の方。駐車場の間に細い私道が割り込んでいるのも特徴。但し近辺の一部施設は実際に「ゆきおろし」と名乗る。
ゆぎおろしは漢字で書くと柚木颪。そうそう読めないので店名も敢えて平仮名。冬場に山からの強い風を颪と呼び、柚の木が倒れるくらいの颪というニュアンスなのかもしれないが、一宮で柚は名物にはなっておらず、検索しても出ないため恐らく栽培すらされていない。何故こんな変な地名なのかは謎。

SV・その9

敵が強いので、南回りルートは逃げ続けてベイクタウンに入ったところで一旦打ち切りにし、途中までだった東3に。非常に広いため探索にかなり時間がかかる。この沿線にはぬし・スター団が1つずつ配備。ピケタウンという町もあるが、ここにはジムはない。この近辺はレベルも高くなく、ハッコウからは直進して東3に来るのが正規ルートだった模様。



ベイクタウンの住民がドット絵と称していた陶器アート。初代赤緑青で使われていたポケモンアイコン。今見ると、プリンピッピピカチュウで使われていたアイコンはピッピ風だが、他はポケモンとは似ても似つかない。タイプやサイズで振り分けられていたが、大多数は中央の獣アイコン。



今作の空飛ぶタクシー。上に乗るイキリンコが動力源。相変わらず客は1人しか乗れないが、ポケモンの世界では1人乗りが普通なのだろう。



ビリリダマは、接近すると光り出して自爆し死亡する。爆発に巻き込まれてもダメージは受けない、ていうか受けない方がおかしいが。代わりに付近にいると顔を覆う仕草を見せるため、この影響で数秒ほど動けなくなる。



天候変化の「あられ」は、SVでは「ゆき」にリニューアルされた。ターン毎のダメージが無くなったため楽になった…となるはずがなく、代わりに氷タイプは防御力5割増しという凶悪な性能が付加。当然雪を降らしてくるのは特性・技とも氷タイプなので、物理主体で攻める場合にはかなり厄介になり、特に氷の弱点ながら物理技が多い格闘タイプは、天候を変えない限り攻めにくくなってしまった。尚、技としてのあられも「ゆきげしき」に改名。



トレーナーのドラゴン使い。リメイク版を除くとDP以来久々の復活。今回は女性となり、ドラゴン使いの象徴マントはかなり小さくなったが、ピチピチのスーツに金の手袋といった派手ないでたちは健在。恰好で手持ちタイプがバレると嘆くドラゴン使いも。

SV・その8

ハッコウジムの後に南4・5と進むと、だいぶ敵のレベルが落ちてやりやすい反面、トレーナーの手持ちも大体同じなので一気に経験値が減る。ちょっとレベルを上げすぎた感もした。
そんな中、洞窟を発見。地図で見たら、海岸沿いを通ってベイクタウンに行けそう。意気揚々と進んだら、途中の南6でいきなり敵のレベルが倍以上に跳ね上がって結構苦戦。

進化形が多く、数自体もかなり多い。攻略順序は決まっていないとはいうものの、やはりある程度の順番はある。



アカデミーにはちゃんと試験があり、授業を3回受けると中間テストがある。言語学は一般常識の範疇、数学とバトル学はポケモンバトルの知識があればいける範囲。しかし歴史は、パルデアの歴史に関する内容のため本作が初出であり、よそで見聞きすることがない。授業を聞き流しだとまず分からない。



今作は相手を眠らせても表情は変わらず、ずっと目を見開いているし体も動いている。目をつぶるアクションは、まだドット絵だったBWの頃から存在していたのだが、何故ここで一気に退化してしまったのか。



ナンジャモの眼前で進化した「ウェーニバル」。クワッスの頃はどうなるのかと思ったが、最終的にカーニバルのダンサーになり、懸念していた飛行タイプは付かなかった。タイプは水と格闘で、これはウェルカモの時点で格闘技の「ローキック」を覚えていたのが伏線だった。別にそれはいいのだが、格闘タイプがカラミンゴと被ってしまった。今後どうするか少し考えなければならない。そしてこいつ、常にステップを踏んでいるので落ち着かない。



古参感涙な、初代四天王シバをリスペクトするカラテ王。しかしあまりにも連呼しているので、だいぶネタにされている。



ポケモンセンター敷地内は、結界でも張ってあるのか、敵が侵入しても戦闘にならず、触れた時点で消える。追われたら逃げ込むのもよい。



セルクルタウンでは、ジム終了後もバージョンアップしたオリーブ転がしが常設。今度は柵が高くなったので、無理矢理柵を飛び越える策は不可能になったが、反面ゴールの籠の判定が異様にガバガバで、縁に当たっただけでクリア扱いされる。スロープを登らずとも、籠の横に適当に当ててるだけでそのうち終わる。