撮影写真より


草津栗東・守山くるっとバス。これら3駅を複雑な経路で結ぶコミュニティバス。宅屋線・大宝循環線の2ルートがあるうち宅屋線専用車のエアロミディME。大宝循環線は後ろに映っているポンチョ。どちらも一日5往復の運行だが、この宅屋線は平日限定。
ピンク一色にステッカーがベタベタ貼ってある上に、全く社名が入っていない異様ないでたち。運行は近江鉄道で、元々は栗東市くりちゃんバス用の車両。くりちゃんバスのロゴ類を隠すために、上から無理矢理ステッカーを貼ったもの。

撮影写真より


富士駅にあったバス路線図。富士市が製作したもので、富士市バスなびとして市内各地に置かれているほか、市公式ページでも見られる。方面別に色分けされ、太さで便数を表し、白入りの線はコミュニティバス。デマンドタクシーの運行範囲入り。地図に載せた路線図なので、詳細な経路やバス停の位置・間隔も一発で分かる。路線ごとに途中で終点になるバス停がどこかよく分からないのが数少ない欠点。
富士急静岡バスの公式サイトでは、簡単な経路と主要バス停しか入っていない、分かりにくい路線図が載っているが、ひっそりとこの路線図へのリンクも貼ってある。最初からこっちをメインにした方がいいと思う。

撮影写真より


富士宮駅の山梨交通の案内所にあった富士宮~蒲原の路線図。案内所といっても既に閉鎖されているので、常にシャッターがかかる。路線図も運賃が消されかけているので放置気味。
路線は多そうに見えるが、途中で終点になる便も含んでいる上に、現在富士宮駅からの便は全て蒲原病院まで直通で、途中までの便はない。蒲原病院から先の消されている区間は蒲原中学校方面で、現在は北松野から分岐する大北~蒲原中学校の便だけが経由するため、富士宮駅からの直通はない。富士宮~蒲原病院は平日なら1時間に1便程度はあるものの、土日は半減。大北~蒲原中学校は平日4往復・土日2往復のみ。
何故か回送も路線図に書いてある。文字通り回送なので路線が通じているわけではない。静岡営業所は富士急静岡バス源道寺バス停前で、歩いても15分程度。

撮影写真より


三島・沼津の間にある、静岡県長泉町と清水町のコミュニティバス”長泉・清水循環バス”。長泉なめり駅から南下し、清水町にある静岡医療センターと、ショッピングモールのサントムーンを結ぶ。循環バスという名前だが、医療センターをラケット状に回って折り返す、普通の路線バスによくある経路であり、ぐるっと回る路線ではない。この近辺の南北のバス路線は殆どが三島駅沼津駅発着で、どちらも経由しない上に東海道線を横断して南北を結ぶ路線は貴重。
午前平日3便・日祝2便を伊豆箱根バス、午後3便を東海バスが受け持ち。東海バスの方は専用車で、車体と車内広告は長泉町のブランドシンボルである青と黄色で統一。但し循環バスで出番があるのは午後だけなので、専用車でありながら午前は沼津など関係ない地区の路線で普通に充当。長泉町の宣伝でも兼ねているのか。

撮影写真より


都営バスと浅草の雷門。この時提灯は改修中なのでかかっておらず、代わりに提灯の絵を描いた幕を下げていた。確かに遠目から見るといつもの姿なので違和感はないが、近寄るとやっぱり変。別に無くてもよさそうだが、観光客に配慮した?

地図より


奈良交通大淀バスセンター。近鉄下市口駅・越部駅から徒歩15分程度。
バスセンターというのだから案内所などのターミナル機能を備えていると思いきや、ダイソーキリン堂に挟まれた狭い土地に、ロータリー形状の車道の中央に待合室があるだけ。以前は待合室の壁すらなかった、名前とは不釣り合いの単なるバス停。ただの駅前の停留所でしかなかった田原本バスセンター(廃止済)に似ている。
かつてはそれこそバスターミナルで、キリン堂がある土地がかつてのバスセンター。吉野営業所を併設していたので車両も多く留置されていた。バスセンターを縮小したのち、吉野営業所も統合により廃止され、営業所の敷地自体はそのままだが車庫機能しかなく、案内などは行っていない。

撮影写真より


2014年頃の奈良交通葛城営業所管内の路線図・一部十津川も含む。このレイアウトの路線図は当時現地のバス停でしか見られず、公式サイトでは各駅ごとの発着路線しか確認できなかった。現在はしっかり公式サイトでも見られる。
6年ほどしか経っていないが、それでも現在は結構減っている。五條バスセンター発着路線は大幅に減っており、城戸より先は既に八木新宮線しか通っていない。橿原神宮駅~古作/イオンモールなど増えた路線もあるが、屋敷山・専用道方面は丸々切り捨てられ、明らかに減った分の方が大きい。